「恐怖と苦しみに満ちた人生の終わり方、あまりにも短い生涯をもたらすことがないようにしなければならない」

酒を飲んだ福岡市職員の男が運転した車(2006年8月)

大沼さんは大人の役割、使命について語りかけた。

大沼かおりさん
「運転ができるのは私たち大人です。より良い社会の土台を作るのも、私たち大人の役目です。この世に誕生した小さな命、尊い命を守り育て上げ、社会に送り出すことが、私たち大人の使命だと思っています。どうか私たち大人が、決してこんなことで子どもたちの命を奪うことがないように。こんなにも恐怖と苦しみに満ちた人生の終わり方、あまりにも短い生涯をもたらすことがないようにしなければならないと思います」


講演の締めくくりに、大沼さんは自作の詩を朗読した。

※大沼かおりさんの講演は前編・後編で掲載しています。
【後編を読む】「紘彬の救助を諦め、倫彬と紗彬の救助を選んだ。あの日の選択を私は自分で許すことができない」母が作った詩【3児死亡飲酒事故から20年・後編】