友情と相互扶助のあるべき姿
高市総理の2回目のメッセージに台湾の名前があったことで、台湾のメディアはこれを好意的なトーンで伝えました。台湾南部の都市である高雄市の陳其邁市長は、今回の出来事に際して次のように語っています。
「日本は災害対応に追われているというのに、こちらから『自分は感謝のリストに入っていたか』などと問うのは、友情や相互扶助のあるべき姿ではありません。私たちはただ、自分たちにできることを行うべきなのです」
まさにその通りだと思います。正式な国交があろうがなかろうが、友人が困っている時に心を寄せ、救援の手を差し伸べることこそがあるべき姿です。
熊本地震で亡くなった方のご遺族、被災されてこの猛暑の中で困難な状況にある方々、そして懸命に支援活動にあたる方々がたくさんいる中であっても、外交の世界では細心の注意と、時に思いがけない反応が生じることがあります。今回は、そんな熊本地震の裏側に映し出された、国際政治の一場面をご紹介しました。







