犯罪白書(2025年版)によると2024年に「危険運転致死罪」で判決を受けた被告のうち実刑を言い渡されたのは94.4%だった。

その一方で「危険運転致傷罪」で実刑を言い渡されたのは8.5%にとどまる。

飲酒や著しい速度超過により正常な運転ができない状態で車を運転して事故を起こし、被害者を負傷させても91.5%の被告には執行猶予付きの判決が言い渡されているのが現実だ。

2025年12月、アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で乗用車を運転。
追突事故を起こして被害車両を運転していた男性に軽傷を負わせたにもかかわらず逃走した会社員・新宅淳史被告(27)。
上司らと酒を飲んだにもかかわらず、翌日のゴルフのため、車に載せたゴルフバッグを持って帰りたいと考え、運転して帰宅することを決意したというこの新宅被告にも執行猶予付きの判決が言い渡されることになる。