「声をあげて泣くのはやめれ」三弥子さんの遺体を乗せて自宅へ

大庭茂彌さん(78)

大庭さんは三弥子さんの遺体を車に乗せて糸島市の自宅に戻ることにした。

大庭茂彌さん
「途中でね、妻が泣き出したけんね、声をあげて。それはもう無理はないですね。だけんもう妻に、酷と思うだけど、『声をあげて泣くのはやめれ』って。『お前が声をあげて泣きよったら自分もね、もらい泣きする。そしたら運転さすがにできんかもしれんけん、今はこらえとけ』って。帰ったらお前が好きなだけ泣かせるって」


鳥取市を出たのは午後4時半過ぎ。

帰宅は翌日の午前0時を過ぎていた。

※祐誠高校(福岡・久留米市)で開催された大庭茂彌さんの講演は前・中・後編で掲載しています。(この原稿は中編)
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