三弥子さんが進路を相談「鳥取大学の農学部で砂漠の緑地化の勉強したいけどいいかいな?」

飲酒運転事故で命を奪われた大庭三弥子さん

大庭さんの次女・三弥子さんは中学・高校とバスケットボールに打ち込んだ。
筑前高校に進学し、1年生まではバスケット部に所属していた。
しかし、2年生に上がるタイミングで、三弥子さんは自分の進路を考え、父に相談した。

大庭茂彌さん
「鳥取大学の農学部で砂漠の緑地化の勉強をしたい。高校、1年まではバスケットしよった。2年生になるときに、自分の進路を決めるときに、『お父さん、鳥取大学の農学部で砂漠の緑地化の勉強したいけどいいかいな』っていう。僕が言ったのは『それは自分で決める。親が決めるんじゃない。自分でいいと思ったらそれで行きなさい。ただ今、お前が考えなきゃいかんことはバスケットをずっとしよる。そこの中でバスケットと勉強と両立できれば一番それがいいとやけど、もしできんと思ったらクラブを辞めるか、進学校を変えるか、それはもうお前が判断せんと』」


2~3日後、三弥子さんは答えを出した。

大庭茂彌さん
「『お父さんやっぱり自分は鳥取大学に行きたい』って言うて、『もうクラブを辞めます』って言って、クラブ辞めて、勉強に、専念ちゅうわけいかんね。勉強ばっかりしとったらね、やっぱノイローゼになるけんね。そこの息抜きにはね、「スピッツ」というで男4人のグループが好きやったから、音楽を聞きながら勉強に、励んどったっていうことです」


三弥子さんは大学入試センター試験を受けることなく、推薦で第1志望の鳥取大学農学部に合格した。