1987年から5期20年にわたって北九州市長を務めた末吉興一氏が12月14日に亡くなりました。

91歳でした。

末吉氏は北九州市の出身で東京大学法学部を卒業後、旧建設省に入省。

1987年の北九州市長選挙で初当選を果たし、5期20年にわたって市長を務めました。

市長時代には、鉄鋼業の不況で「鉄冷え」と呼ばた街の再生に尽力し、門司港レトロ地区の再開発や若松区のエコタウン事業など、再建策を次々と打ち出しました。

北九州市・武内和久市長
「いつお会いしても今市長であられるかのように、市政について熱い熱い思い、そして未来への思いということをいつも語っておられたのが印象深く記憶に刻まれております」

北九州市によりますと、末吉氏は、肺炎のため14日、市内の病院で亡くなったということです。

91歳でした。

北九州市は、15日午後、市役所などに記帳台を設置する予定です。