モバイルバッテリーの発火による火災が全国で相次ぐ中、福岡市は13日からリチウムイオン電池の回収場所を市内66か所に増やすと発表しました。

堺恭佑記者
「福岡市東区のゆめタウン博多です。エントランスを入ってすぐの場所に、モバイルバッテリーなどの回収ボックスが設置されました」

福岡市では、モバイルバッテリーなどリチウムイオン電池を使った製品を捨てる際には、指定の回収場所に持ち込む必要があります。
これまでは市内9か所で回収していましたが、13日から民間の施設2か所を含む66か所に増やします。
リチウムイオン電池は強い衝撃が加わると発火するおそれがあり全国で火災が相次いでいます。
福岡市では、今年5月と6月、「東部資源化センター」で起きた火災で、現場から焦げたリチウムイオン電池などが見つかっています。

今回、市が設置した回収用の缶には、万が一発火した場合に備え、蓋に消火フィルムが貼られています。
福岡市はリチウムイオン電池を捨てる際には、指定場所への持ち込みを徹底してほしいと呼びかけています。







