九州大学は、アメリカで起業に成功したOBのロバート・ファンさんが、総長特別顧問に就任したと発表しました。

九州大学総長特別顧問ロバート・ファンさん「リスクを負わない範囲で最高の利回りを求める」ロバート・ファンさんは、1968年に九大工学部を卒業後、アメリカでコンピューターの卸売を手がける「SYNNEX(シネックス)」を起業しました。今年10月、九大の総長特別顧問に就任し、寄付金を元手にした基金の運用や、AIを活用した大学教育の推進について助言を行っていくということです。

ファンさんはAIの活用について、「タスクフォースをつくり一丸となってやっていく」と述べました。

九大は、基金の運用益によって教育研究活動への支援を拡大していく計画です。