「家出捜査人として受理しましょう」このままでは智紗都が見つからない・・・
翌日、米村さんは警察に届け出た。
米村州弘さん
「あの、警察というところはですね、あの、20歳の娘が1日いなくなったぐらいでは、もう、取り扱ってくれません。話もろくに聞いてくれません」
粘り強く訴えた結果、ようやく受理された。
しかし、その扱いは「家出捜査人」だった。
1日考えた。
このままでは智紗都は見つからない。
米村さんは届け出の翌日、夜10時頃、高校時代からの親友の家を訪ねた。
友人は数箇所に電話をかけ、ひとつの情報を得た。







