職人1人を4社以上の企業が奪い合う状況

厚生労働省のまとめによりますと、県内の全業種の有効求人倍率は0.95倍に対し、建設業の有効求人倍率は4.18倍。
これは、1人の「職人」を、4社以上の企業が奪い合っていることを意味します。
採用の現場にも変化「基本給のベースが格段に上がっている」

人材獲得競争が激化する中で採用の現場にも変化が・・・
オープンハウス・ディべロップメント工事部 竹口甫部長
「ここ3年前ぐらいからですね、同じ技術職というよりは、別の職種から転職で来られる方が増えてきてる。そんな印象を受けてます。基本給のベースが格段と上がっており(年間で)30万円を超えるようなベースアップをしています」
厚生労働省によりますと去年の福岡県の建設業における平均年収は600万円以上。県の平均であるおよそ490万円を大きく上回っています。

オープンハウス・ディべロップメント工事部 五百蔵大喜課長
「前職が調理師だった方だとか公務員具体的には海上保安庁だった方だとかが、転職していただいて、もう1年経つ頃には第一線で活躍していただいていたり、待遇面に関してかなり良くなった。ていう声は、あの、もちろん金銭的なところでですね、安定したっていう声はあります。手に職って言うかなと思うんですけども実際この仕事をしていれば、いやでもスキルの面でもあの身に付いてきますからスキルを身につけていくっていうのは、今後人材としての市場価値を考えた上でもかなり有意義なものにはなるんじゃないかなと思っています」







