福岡市の学校給食をめぐり、主菜が唐揚げの1個しかなく「少なすぎる」と批判された問題です。
27日開かれた会合で高島市長は、質の高い給食を目指し「予算面で応援する」と述べました。

27日午前、福岡市の高島宗一郎市長と下川祥二教育長らが学校給食の質の向上などについて意見を交わしました。

市の小学校の給食をめぐっては、2025年4月、主菜が唐揚げ1個の献立画像がSNSに投稿され、「少なすぎる」と批判が相次いでいました。
27日の会合では、児童らに実施したアンケート結果などをもとに和食献立の組み合わせを見直すことや、市内産の農産物を積極的に利用する方針が示されました。
また、おかずの種類を増やすためスチームコンベクションオーブンや真空冷却機の導入が提案されました。

福岡市 高島宗一郎 市長
「(給食)無償化で保護者負担がないということですから、しっかり私も市長部局としても予算面では応援しますので、ぜひこれはしっかり給食について一緒になっていい給食と給食時間を作っていきましょう」
教育委員会は今後、市と連携しながら、献立を充実させるための予算を検討していくとしています。







