今年6月、福岡県北九州市の貴金属店で3200万円相当のネックレスが奪われた強盗事件で、「回収役」として関与した21歳の男に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

この事件は今年6月、北九州市小倉北区竪町の貴金属店に押し入り、金のネックレス22点、3200万円相当を奪ったなどとして実行役とみられる少年2人を含む4人が逮捕されたものです。

判決によりますと、糸島市の左官工・内野遥輝被告(21)は、福岡市中央区の公園のトイレで、ネックレスが入ったリュックサックを回収しました。

22日、福岡地裁小倉支部の松浦佑樹裁判官は、「組織的かつ計画的で隠匿されたものも高額」だとして内野被告に拘禁刑2年、執行猶予3年・罰金30万円の判決を言い渡しました。

また、内野被告を回収役に勧誘した福岡市の会社員・高田陸被告(26)が、21日付で罰金50万円の略式命令を受けています。