福岡で暮らす外国人が日本語で思いを語るスピーチコンテストが開かれました。
日本での夢を語る一方、SNSなどで溢れる心ない言葉。
それでも彼らはこの街で共に生きる道を模索しています。
9か国13人が日本語で思いを語る

韓国出身 キム グンヨンさん
「今年は家族と一緒に福岡マラソンに出る予定です。日本語で話すこと、笑顔で挨拶をすること、運動すること、以前は想像できなかったことが今、生きる力になっています」

19日、福岡市内で開かれたスピーチコンテスト。
23回目を迎えた2025年は、9か国13人が日本語で思いを語りました。

イラン出身 シャモハマデイ ミナさん
「ある日、私は怖かったけれど思い切って友達に近づいてみることを選びました。彼女の時間を邪魔してしまうかもしれないと不安でしたが、勇気を出して声をかけました」
彼らが語ったのは「ここで生きていく」という覚悟と感謝でした。

バングラデシュ出身 オニ アフロザ カノムさん
「きれいな道、きちんとした生活、最新のテクノロジー、日本は驚きでいっぱいでした。そしていつか日本に行きたいという夢を見るようになりました」