インフルエンザの流行が拡大しています。

18日に発表された福岡県の1医療機関あたりの患者数は2.3で、前週と比べ倍近くに増加しています。

こうした中、小児インフルエンザや風邪など一部の疾患に関して、薬の処方が変わったことをご存じでしょうか。

市販されている解熱鎮痛薬を服用する際の注意点も含め、まとめました。

「例年より流行早い」学級閉鎖も

福岡市南区の小児科クリニックです。
午前中から発熱を訴える多くの患者が訪れていました。

患者「熱はきのうが38.7℃」

患者「39.1℃の熱が出て・・・コロナ、インフルの結果待ちです。症状が出たので検査をしてもらおうかなと」

やない小児科クリニック 梁井信司 院長
「8月はぱらっと出るくらいだったのが9月に入ってどんどん増えてきて。インフルエンザが例年より早い流行が始まっています」

学級閉鎖も出ています。
福岡市では南区のながずみ幼稚園で年中、年少の2クラス。

北九州市では小・中学校、高校あわせて6校、6クラス。

福岡県春日市と岡垣町でも小学校で学級閉鎖となっています。

やない小児科クリニック 梁井信司 院長
「例年だと12月に入ってから今年は8月の時点で広まった。ここ数年インフルエンザがはやっていなかったのが今年はすごく早く始まったので、みなさんのインフルンザへの抵抗力・免疫力が落ちているところに始まったという感じ」