福岡県北九州市の市営住宅で、給湯器7基が何者かに盗まれていたことがわかりました。
給湯器は配管・配線が切断された上で持ち去られていて、市は警察に被害届を提出することにしています。
市によると、11日午前10時半ごろ、小倉北区三郎丸の市営住宅「三萩野団地」で、入居者のいない空き部屋から給湯器がなくなっていることに、当時作業をしていた業者が気づきました。
通報を受けて駆けつけた住宅供給公社と市が、団地の2棟を調べたところ、合わせて7基の給湯器が、配管や配線を何者かに切断され、持ち去られていたということです。

給湯器は、共用廊下に面した場所に設置されています。
市営団地にオートロックはなく、誰でも共用廊下内に入ることができますが、市によりますと、不審な人物の目撃情報はなく、いつ給湯器が盗まれたか確認できないということです。

盗まれた給湯器7基は、いずれも空き部屋のものでした。
市は、ほかの空き部屋に設置されていた給湯器を全て取り外したほか、今後、警察に被害届を提出することにしています。