◆冷凍技術に注目

RKB正福里奈「この機器で作っているのは、ふわふわシャーベット状の氷です。魚介類を傷つけることなく、長くおいしく保存できます」

今回、特に関心を集めていたのが冷凍の技術です。背景には、新型コロナの影響によるフードロスの問題があるようです。

エム・アイ・ケー 渡部裕一さん「だいたい10分から15分でカチカチ状態になる」

こちらは、アルコールを使って食品をマイナス50℃で急速冷凍する機械、世界初の技術です。

エム・アイ・ケー渡部裕一さん「新型コロナが増えると、飲食店やホテルの予約がキャンセルになる。食材が全て無駄、肉や野菜など日持ちしないもののロスをなくす」


◆ロボット導入が増えるか

会場には食品に関わるさまざまな業種の人たちが訪れ、厳しい状況を乗り切るための機器やサービスを探していました。

飲食業の人「小さい工場を作って物販にも力を入れたい。瞬間冷凍や包装・真空の技術は必要かと」

新型コロナの終息が見通せない中、「食」の現場では、自動化やロボットの導入が今後さらに増えていくことになりそうです。