脱プラスチックを目指す動きが広がる中、福岡県のクリーニング会社が、新開発の段ボール製のハンガーを工場から店舗まで一貫して使い始めました。業界で初めての取り組みは、企業マッチングで実現しました。
◆“国産化”で輸送CO2も削減

福岡市のマリンメッセ福岡で9日から2日間開かれる「FOODSTYLEKyushu」。全国各地から1000を超える企業が出展し、食に関する新商品の商談をしています。注目を集めたのが、米を原料としたストロー。食べることもできます。

販売するアポロ興産石油化学部・片渕明広部長「バイオマスプラスチックはほとんどブラジルのサトウキビとかアメリカのトウモロコシなどの輸入品ですが、水俣の工場で作っているので、輸送中に排出するCO2も削減でき社会的な貢献はあると思う」
資材の卸業者「面白い商品だなと。(脱プラを)意識づけしてもらうためには紹介しやすい」

長崎ちゃんぽんなどを提供する大手外食チェーンのリンガーハットは、今年4月からテイクアウト商品のスプーンについては植物由来の素材を含んだものに切り替えました。また、北九州市にあるJR九州ステーションホテルは歯ブラシやヘアブラシなどのアメニティは希望者だけに配布し竹やトウモロコシなど植物由来を原料とするものを使っています。







