福岡市市内にある4つの保育施設で感染性胃腸炎による集団感染が発生しました。
3つの保育施設の園児からノロウイルス、1つの保育施設の園児からサポウイルスが検出されています。
福岡市によりますと博多区の保育施設で4月15日~21日までに1歳~5歳までの園児17人と30代~50代の職員5人の計22人がおう吐や下痢などの症状を訴えました。
このうち1歳の女の子1人から、ノロウイルスが検出されています。
博多区の別の保育施設でも4月15日~20日までに0歳~3歳までの園児10人と30代~60代の職員2人の計12人が症状を訴え、0歳の男の子1人と女の子3人からノロウイルスが検出されたということです。
また、東区の保育施設でも4月4日~20日までに0歳~6歳までの園児14人と20代の職員2人の計16人が症状を訴え、1歳の男の子1人からノロウイルスが検出されています。
このほか、博多区の保育所では、4月6日~21日までに1歳~5歳までの園児19人がおう吐や下痢などの症状を訴えました。
このうち1歳の女の子1人からサポウイルスが検出されています。
4つの保育施設で発症した計49人の中に重症者はおらず全員快方に向かっているということです。
保健所は、「調理をする時、トイレの後や食事の前には手洗いを徹底してほしい」などと呼びかけています。







