受注生産は注文のピーク

一方、受注生産を行う店では、今、注文のピークを迎えています。
土屋鞄製造所では、来年度入学用の販売が2月18日から始まっています。

人気は、フタの部分に、牛革を使った『レコ』
カラーは全部で22種類です。

土屋鞄製造所 童具店・福岡 徳永忠宗 店長「角がどうしても擦れやすい場所になっているんですけど、革を一枚重ねておりまして、そこから菊寄という職人の技術が詰まった作業を行っています」

構造はいたってシンプルですが、長持ちさせるためにひと手間加えられています。

コーナーの補強のために重ねられた革は、放射状に均一にしわ寄せをしながら、手縫いで仕上げられています。

土屋鞄製造所 童具店・福岡 徳永忠宗 店長「しっかり6年間使っていただいている家庭が多い」
新作は淡い色合い

そして今回の新作は、フタの内側にイラストが施されているシリーズのコットンブルーとキャンバス。淡い色合いです。

土屋鞄製造所 童具店・福岡 徳永忠宗 店長「今、ジェンダーレスという言葉もあるので、親御さんもお子さんの”好き”を尊重して色を選ばれる家庭が多い」

Q何色にしたんですか?
来店客(来年度の1年生)「くろ/かっこいいから」

Qどれにするんですか?
来店客(来年度の1年生)「これ」

母親「紫が好きでずっと紫のランドセルが欲しいと言っていて、カタログをもらって、ほぼほぼ決定して、見に来ました」
価格は2000~4000円アップ

それぞれのカラーで作ることができる数が決まっています。

すでに、少なくなっているものも出始めているため、注文は5月上旬までを目安にして欲しいということです。
価格は原材料費の高騰もあり、前のシーズンより2000円から4000円上がっています。
注文順に作り始め、来年の3月20までに順次届けられるという事です。

来店客(母親)「6年間使うし、1回だけなのでいいかなと」

Qおばあちゃんのプレゼントですか?
来店客(祖母)「そうですね。成長しましたよね。楽しみです」







