しかし、老朽化のため閉館の日を迎えました。

「昔から老いも若きも身分も関係なく誰もが表現を楽しむ伝統があるんですね。わが福岡はみんなが表現を楽しんでいる」

3月23日には最後のステージとして福岡市を拠点に活動する演劇集団「ギンギラ太陽’s」が「福岡市民会館の閉館」をテーマに作品を上演しました。

建物を模した被り物をかぶって市民会館を擬人化し、福岡大空襲で建設計画が一時止まったことやいち早くエレキギターなどを使うロックイベントを開催したことなどを紹介。

市民会館に残る多くの資料を4年の歳月をかけてまとめ、作品に仕上げたということです。

 

「皆さん61年間本当にありがとうございました~」

61年もの間、福岡市の文化振興の拠点として市民に親しまれた福岡市民会館。

その歴史のバトンは、3月28日に開館する福岡市民ホールに託されます。