「生きている時の瞬間を切り取る」
制作したのは、北里大学水産学部の出身で2008年から透明標本作家として活動している冨田伊織さんです。
透明標本作家 冨田伊織さん
「生き物たちが標本という姿ですが、まるで生きている時の瞬間を切り取ったような形で展示できればと思っていました」
メダカでも半年以上の制作期間

透明標本は、制作するのにメダカほどの小さな魚で半年以上、大きな魚では2年ほどかかるといいます。

透明標本作家 冨田伊織さん
「宝石のような美しさとか鉱物のような美しさとか、作品を見て最後は生き物ってすごいんだな、美しいんだなと思ってもらえたらうれしいです」
生命の神秘を感じられる「透明標本展」。
この展示会は、3月15日から5月18まで開催されます。