3月13日(木)午後6時/みずほPayPayドーム
福岡ソフトバンクホークス vs 読売ジャイアンツ
先発ローテ争いへ食らいつく快投!伊藤優輔
昨オフ巨人にFAで移籍した甲斐拓也選手の人的補償で、ソフトバンクに移籍してきた伊藤優輔投手。
昨シーズンは巨人の2軍で抑えを務め、29試合、9セーブ、防御率0.90と好成績を収めた。7月に育成から支配下登録へ復帰すると、1軍で8試合に登板し、防御率1.04と結果を残していた。
新天地での活躍に燃える伊藤投手は、13日(木)の古巣・巨人とのオープン戦に先発登板。
1回、2回と巨人の上位打線を三者凡退に抑える。
3回、ヒットとフォアボールで得点圏にランナーを背負うが、2番・ヘルナンデスの打球を、センター周東佑京がスライディングキャッチ。選手会長のファインプレーで、ピンチを切り抜ける。
息を吹き返した伊藤投手は、4回を三者凡退に仕留めると、5回途中に交代となった。
結局、伊藤投手は4回2/3を投げて、1安打無失点と好投し、猛アピールした。
(伊藤優輔投手の成績)
4回2/3
球数 69
打者 17
被安打 1
奪三振 1
四球 2
失点 0
伊藤優輔投手 コメント
「今年初めて先発挑戦していて、球数のめどが70球と言われていたけど、最後はちょっと自分ではバテたなというところがある。そこは次の登板に向けて改善点としたい。試合での70球を経験できたので、あと数試合だと思いますけど、しっかり調整して球数を投げられるようにしていきたいと思います」
Q.マウンドを降りた後に小久保監督と笑顔で話していたが
「『プロに入って球数一番投げたのは何球だ?』って(聞かれて)『きょうが一番投げました』って(言ったら)『じゃあしょうがないな、また次頑張ろう』って言われました」
Q.開幕へ向けての思いを
「まだまだアピールする立場だと思いますし、次の登板に向けてしっかり準備をして、もっと球数をしっかり投げて先発としてチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」