集団感染が相次いでいるノロウイルス。13日は新たに福岡市の保育施設と高齢者施設あわせて4か所で、ノロウイルスの集団感染が確認されました。

福岡市によりますと東区の3つの保育施設で13日までに園児44人と職員2人がおう吐や下痢などの症状を訴え、その後の検査で、複数の園児からノロウイルスが検出されました。重症者はおらず、全員快方に向かっているということです。
また、博多区の高齢者施設でも80代から90代の女性5人と職員5人がおう吐や下痢などの症状を訴え、このうち、女性2人からノロウイルスが検出されました。症状が出た90代の女性1人が入院しています。

保健所は「調理をする時やトイレの後、食事の前には手洗いを徹底してほしい」と呼びかけています。