福岡市中央区と南区の保育施設で感染性胃腸炎による集団感染が発生しました。
中央区の保育施設では1歳の男の子から、南区の保育施設では0歳の女の子からノロウイルスが検出されています。
福岡市によりますと中央区の保育施設で3月7日から10日までに1歳から6歳までの園児15人と20代と40代の職員2人の計17人がおう吐や下痢などの症状を訴えました。
このうち1歳の男の子から、ノロウイルスが検出されています。
また、南区内の保育施設では2月27日から3月10日までに0歳から5歳までの園児21人と20代の職員1人の計22人がおう吐や下痢などの症状を訴え、0歳の女の子からノロウイルスが検出されたということです。
2つの保育施設で発症した計39人の中に重症者はおらず全員快方に向かっているということです。
保健所は、「調理をする時、トイレの後や食事の前には手洗いを徹底してほしい」などと呼びかけています。