福岡市内の保育施設と児童福祉施設で感染性胃腸炎による集団感染が発生しました。このうち、保育施設では、0歳の男の子と2歳の女の子から児童福祉施設では、6歳の男の子からノロウイルスが検出されています。
福岡市によりますと城南区の保育施設で4日から7日までに0歳から5歳までの園児23人と20代から60代の職員5人の合わせて28人がおう吐や下痢などの症状を訴えました。
このうち、0歳の男の子と2歳の女の子からノロウイルスが検出されたということです。
また、福岡市内の児童福祉施設では、2月28日から7日までに4歳から6歳までの児童9人と30代の職員、合わせて10人がおう吐や下痢などの症状を訴え、このうち6歳の男の子からノロウイルスが検出されたということです。
重症者はおらず全員快方に向かっているということです。
保健所は、「調理をする時、トイレの後や食事の前には手洗いを徹底してほしい」と呼びかけています。