発がん性が指摘されている有機フッ素化合物=PFAS(ピーファス)が、航空自衛隊芦屋基地で見つかった問題。

福岡県は3日、芦屋町の5つの井戸で、暫定指針値を超えるPFASが検出されたと発表しました。

航空自衛隊芦屋基地の井戸から、PFASが検出されたため福岡県は、今年1月、芦屋基地の井戸からおよそ500メートルの範囲内にある7か所の井戸で地下水を調査しました。

このうち5か所で暫定指針値を超えるPFASが検出されたということです。

暫定指針値の10倍を超える井戸もありました。

福岡県は今後、地下水の調査範囲を拡大するとしています。

また、福岡県は芦屋町の住民に井戸水を飲むことを自粛して水道水を利用するように呼びかけるとともに芦屋町などと協議のうえ、防衛省と自衛隊に、原因究明や対策などを要請する方針です。