まもなくバレンタインデーですが、今年はカカオ豆の取引価格の高騰によりチョコレートも値上がりしています。

消費者の意識に変化はあるのでしょうか。

大丸福岡天神店の本館8階ではバレンタインの特設コーナーを展開しています。

竹井りさリポーター「今年もバレンタインの季節がやってきました。今年のテーマは、『九州チョコ深発見!』さまざまなお店が出店しています」

今年は「九州の柑橘」にスポットを当てていて、糸島市のレモンを使ったチョコレートなど甘味と酸味が楽しめる商品が並んでいます。

気になるのがチョコレートの原料となるカカオ豆の価格の高騰いわゆる「カカオショック」の影響です。

大丸福岡天神店・立石幸菜さん「カカオ自体が去年と比べると2倍から3倍の価格になっております。ブランド様の企業努力で店頭価格は10%から15%程度の高騰でおさまっております」

帝国データバンクによりますと、今年のバレンタインチョコのひと粒あたりの平均価格は、去年より5.8%値上がりして418円となりました。

ただ、売り場を訪れた人に聞いていみると、バレンタインのチョコは値段をあまり気にしないという声も多く聞かれました。