自身が経営していたペットショップの女性従業員4人に対する強制性交等傷害や準強制性交等などの罪に問われている男の裁判員裁判です。
27日の法廷では、本多被告の下でペットショップの社長として働いていた男性が「多数の女性被害者がいるが、警察に行っても証拠不十分で逃げられると思っていた。警察に言ったら殺されると思った」などと証言しました。
起訴状などによりますと、本多道雄被告(66)は2017年から4年間にわたり、経営していたペットショップの女性従業員4人に性的暴行を加えようとしてけがをさせたり脅迫により抵抗できない状態にして性交したりしたなどとされています。
これまでの裁判で本多被告は起訴内容をすべて否認していて、弁護側も無罪を主張しています。