一方、会場の外では、何やら撮影の準備に追われているブースがありました。

北九州市のド派手な「二十歳の記念式典」をVR空間でも再現しようというのです。

岩本大志記者「VRのゴーグルをつけると、VR上で交流することができます。こんにちはー!」

特設ステージに設置されたカメラを通じて、式典の参加者とVR空間にいる人が交流でき、アバターを着せ替えてファッションを楽しむこともできます。

体験した人「初めてしたんですけどけっこうやばいです。現実みたい」

このイベントはマンガやアニメといった北九州市のポップカルチャーを広めようと、20代の若者が企画しました。

北九州市成人式inVR・渡邊祥気さん「北九州市のオタク産業を盛り上がっていって数多くのオタクの人が市内外から来てもらって楽しんでくれる街になってくれたら。成人式に過去参加できなかったけど今回参加できましたという感じで嬉しいコメントも頂いた人もいました」

北九州市名物のド派手な衣装を活用した新たな取り組み。

若者の門出を祝う式典の形も変わってきています。