11日未明、北九州市八幡西区で住宅1棟が全焼する火災があり、焼け跡から男性2人の遺体が見つかりました。40代の女性も軽傷を負っています。

11日午前3時半ごろ、八幡西区三ツ頭にある住宅の近くに住む人から「炎と黒煙が出ている」と消防に通報がありました。

火は約3時間後に消し止められましたが、住宅1棟が全焼し、隣接する住宅など5棟も焼損しました。

この火災で、全焼した住宅から男性2人の遺体が見つかったほか、40代の女性も軽傷を負っています。

警察によりますと、全焼した住宅にはけがをした40代の女性のほかに70代の父親とその弟が暮らしていて、兄弟2人と連絡が取れなくなっているということです。

警察と消防は、遺体の身元の確認を進めるとともに、火が出た原因を詳しく調べています。