今年も残すところ1か月を切りました。

4日、福岡県太宰府市の太宰府天満宮で1年間にたまったほこりや汚れなどを落とす、「すす払い」が行われました。

太宰府天満宮ではきょう午前9時から、7人の神職が長さ約4メートルの笹竹を使って、仮殿の屋根裏にたまった煤や塵などを丁寧に払い落しました。

すす払いは、1年間の厄やけがれを清め、新年をすがすがしい気持ちで迎えようと、毎年この時期に行われています。

太宰府天満宮 権禰宜・別所稔仁さん
「令和7年に向けまして、ご参拝の皆様方に清々しくお参りをいただけるように、また天神様にもお喜びをいただきまして、令和7年をお過ごしいただけるように、心を込めてご奉仕をさせていただきました」

太宰府天満宮は正月三が日に約200万人が初詣に訪れると見込んでいます。

太宰府天満宮の本殿は去年から改修が行われていて、来年の初詣も仮殿で行われます。