9月12日からほぼ例年通りの形で開催される、筥崎宮の放生会(ほうじょうや)。3年ぶりの出店を控えた露天商の代表が26日、暴力団関係者の排除を宣言しました。
「放生会から暴力団を排除するとともに、秩序を守り、参拝客や付近住民に危機が及ぶような行為を絶対に行わない。以上、厳守することをここに宣言いたします」
福岡市東区の筥崎宮で開かれた放生会での「暴力団排除宣言式」には、出店を予定する露天商の代表と宮司、警察官計15人が参加しました。
「暴力団排除宣言」には、放生会に出店する露天商が暴力団に対して金銭や物品の提供をしないことや露店などの関連施設を貸したり利用させたりしないことなどが明記されています。
9月12日から18日まで開催される放生会では、3年ぶりに約500の露店が軒を連ねますが、営業時間は午後10時までに制限されるということです。