野菜の価格高騰まだまだ続いていますね。広島県内ではキャベツの値上がりで困っているお好み焼き店が少なくありませんが、東広島市でこんな店を取材しました。

お好みハウス しずま 静間武義さん
「キャベツがしまってます。お好み焼き1枚に、キャベツが2つは確実にはいります。(かなり多いですね)すごいみんな喜びます」
東広島市志和町の『お好みハウス しずま』こちらのお好み焼き店には、驚きのサービスが…
2022年1月放送『お好み探偵団』
唐沢蓮花 アナウンサー
「お~お~お~」
広島経済大学 細井謙一 教授
「レギュラーでこのぐらい。ここから大盛りの世界に」
唐沢蓮花 アナウンサー
「やけくそみたい」
お好みハウス しずま 静間武義さん
「お客さんに喜んでもらうため毎日がんばってます」

キャベツを無料で大盛りにできるサービスです。「ストップ」をかけるまでどこまでもキャベツが追加されます。他では味わえない『志和の名物』にしたいと店主の静間武義さんが13年前にはじめました。
お好みハウス しずま 静間武義さん
「『あそこ行ったら、お好み焼きスゴイじゃろ』って拡散する。噂が噂を呼んで…」
しかし、最近のキャベツ価格の高騰により年明けから休業を余儀なくされました。
お好みハウス しずま 静間武義さん
「高い時で600円。2つ入れたらもう1200円。肉玉そばが900円で、それだけで赤字。それでも営業していた。昨年末、いつか安くなると思ってたが、1月になっても安くならない。それで休もうとなった」

休業中の収入は、妻のパートと知人から頼まれた規格外のミカンの売り上げだけだったそうです。