第42回大分国際車いすマラソンが19日行われ、男子はマルセル・フグが独走で11回目の優勝、鈴木朋樹が日本人トップとなる2位に入りました。女子は初出場のカテリーヌ・デブルナーが世界新記録を達成です。
今年の大会はフルマラソンとハーフマラソンに16の国と地域から海外選手45人を含む190人が出場、午前10時に県庁前をスタートしました。
男子はスイスのマルセル・フグ(スイス)が4キロ手前から独走、おととし自らが作った世界新記録に迫るペースで後続を引き離します。フグは世界新にはわずかに届かなかったものの、1時間17分51秒で11回目の優勝を果たしました。
日本のエース・鈴木朋樹(トヨタ自動車)は日本人トップとなる2位でフィニッシュ。1時間23分58秒のシーズンベストをマークしました。

一方、女子はスイスのマニュエラ・シャーら3人が世界記録を上回るハイペースでデッドヒートを繰り広げます。最後はカテリーヌ・デブルナー(スイス)がシャーを抑え1時間35分11秒の世界新記録でフィニッシュ、初出場で初優勝を飾りました。