大分国際車いすマラソンを前に選手と市民のふれあいの場が4年ぶりに復活します。
大会前日の18日、大分市中心部では国内外から参加する選手による開会式が盛大に行われます。街をあげて大会を盛り上げる取り組みは大分国際車いすマラソンの魅力のひとつです。
コロナ禍による様々な制限が撤廃された今年は開会式の後、選手が中心部の商店街を行進するパレードが復活。選手と市民のふれあいの場が戻ってきます。
(商店街関係者)「4年ぶりに復活ということで、車いすの皆さんが商店街の中を通っていただいて、じかに見られるというのは応援のしがいがあります。たくましい体で街の中を笑顔でパレードしてくれるというのは、見ていてすがすがしいですね。また今年も見られるので楽しみです」

出場選手も復活を歓迎するパレードは18日午後4時半から、大分市のセントポルタ中央町などで行われます。
また今年は選手やスタッフがレース後に健闘を称えあう交歓の夕べも4年ぶりに復活します。
レースを始めた当時、この会に参加したことで他の選手の取り組みを聞き、力をつけることができたと話す笹原廣喜選手も貴重な時間が戻ってきたことを喜びます。
(笹原廣喜選手)「コロナ禍でなかなか選手間のコミュニケーションをとる機会が少なかったので、交歓の夕べで自分の走る成長につなげられる時間を過ごしてほしい」
選手やスタッフ、市民との温かい交流の場が戻ってくる大分国際車いすマラソンは19日(日)午前10時にスタート。レースの模様はOBSテレビ、ラジオ、BS―TBSで生放送します。