気象庁は、大分県別府市の鶴見岳で地震が増加していることから、噴火警戒レベル1を継続するとともに、今後の動向に注意するよう呼びかけています。

福岡管区気象台によりますと、鶴見岳では8日午後10時頃から、山頂の東2キロ付近の深さ約5キロを震源とする地震が増加。9日午前9時までに速報値で211回発生しており、このうち9日午前1時32分頃に発生した地震では、周辺の震度観測点で最大震度2を観測しています。

鶴見岳付近の浅い場所で発生する地震や火山性微動は観測されておらず、地殻変動にも特段の変化はないということです。また、伽藍岳の火山活動には特段の変化はありません。

鶴見岳周辺は構造性の地震が多く発生するエリアで、今回の地震も同様の地震活動の一部としています。一方で、震源が鶴見岳に近いことから、火山活動が変化する可能性も考えられるとしています。

熊本地震との関連は不明ということです。

気象庁は、鶴見岳・伽藍岳の想定火口域内では噴気や火山ガスなどの噴出が見られるとして注意を呼びかけています。