1月28日に埼玉県で起きた道路陥没事故を受け、佐藤知事は大分県内の道路について大規模な陥没の危険性がある場所はなかったと述べました。

発生から1週間となった埼玉県の道路陥没事故。陥没の原因として地下にある下水道管の腐食が指摘されています。

(佐藤知事)「下水道に起因するものはなかったんですけど、色んな穴が道路にはあきますので、修理をしていく」

大分市の調査(1月31日)

佐藤知事は4日の定例会見でこのように述べ、県が2015年から行っている調査でこれまでのところ、道路の下に705か所の空洞が見つかったと明らかにしました。このうち9割以上が深さ50センチ未満の小さな空洞で、地下水路の劣化が原因とみられ、全て補修を終えています。下水道による大きな空洞は見つかっていません。

県は1月31日付けで全ての市町村に上下水道の適切な維持管理を文書で要請しました。