来週の月曜日18日に開幕する春のセンバツ。3年前に準優勝した明豊が頂点を目指して聖地での戦いに挑みます。

3年ぶり6回目の春のセンバツに出場する明豊は、大会の開幕まで2週間を切った6日は選手たちがバッティングや、守備の練習にのぞみ、調整は順調の様です。

投手陣の中心は去年の夏も甲子園を経験した野田。ひと冬を越えて威力を増した直球に加え、新たに習得したカットボールで投球の幅を広げました。

(野田皇志投手)「甲子園はめっちゃ楽しみというのがひとつと、夏に投げて抑えれなかったので、成長した姿を見せて、勝てるようなピッチングしたいです」

打撃陣は副キャプテンの石田など、去年のレギュラー組を中心に、切れ目のない打線で得点力アップに取り組んできました。

(石田智能副キャプテン)「甲子園に向けてワクワクした気持ちと、やってやろうという気持ちがあります。チームが苦しいところで1本打ったり、試合の流れを変える一打を打ちたいです」

今大会の特徴として挙げられるのが、高校野球に新たに導入される低反発の飛ばないバットです。このため、ロースコアの展開が増えることが予想されることから、チームでは走塁練習に力を入れ、的確な状況判断で確実に点をとる野球を目指してきました。

(山内真南斗キャプテン)「ランナーとして、一歩目にいいスタートを切る練習をやってきたので、そこは自信があります。つないで一点ずつ必死にとりに行こうという野球を、今やっているので、チームのためにということを、全員が意識してやっています」

春のセンバツで明豊の初戦は大会2日目の第2試合で福井の強豪、敦賀気比と対戦。3年前の準優勝を上回る頂点への挑戦が始まります。