能登半島地震で被災した石川県の和倉温泉のお湯が別府市に運ばれ、市民が一日限りの和倉温泉を体験し、義援金を贈りました。

別府市の市営海門寺温泉に一日限定で登場したのは石川県七尾市の和倉温泉です。

3月7日までの1か月間、能登半島地震の被災地で入浴支援を行った別府市が、和倉温泉のお湯を持ち帰り、市民に利用してもらおうと企画しました。

10日は温泉を無料開放し、入浴客から義援金を募りました。

和倉温泉のお湯は塩分濃度が高いため、湯冷めしにくいといった特徴があるそうです。

(温泉利用者)「体がポカポカして多分風呂上りはすごく気持ちがいいと思う」

「同じ温泉地である別府市民としては普段通りの温泉のある生活に戻ってほしい」

別府市では寄せられた義援金を和倉温泉に寄付することにしています。