3月に入って、職場や仲間による送別会のシーズンを迎えています。新型コロナが5類に移行して観光やイベントなどで客足が順調に回復する中、今年の送別会事情を取材しました。
(吉田キャスター)「週末のセントポルタ中央町です。新型コロナが去年5類に移行して初めての送別会シーズン。久しぶりににぎやかな様子が戻ってきました」
(街頭で)「送別会はありますよ。一応会社の中で」「コロナ禍で止めてしまってやらなくなってそのまま」「昔より幹事が声をかけたら、参加したいという人が増えた気がします」「絶対大事です」
大分市府内町にある居酒屋「うしじま」。週末を中心に3月はすでに予約で満席となっている日もあります。コロナ禍前を上回る回復ぶりですが、変化もみられるそうです。
(うしじま・牛島繁美さん)「コロナ禍前みたいな団体さんの大きい感じよりも4、5名様のこじんまりとした宴会で、だんだん席が埋まっている感じです。満席でわいわい皆さんで楽しんでもらいたい」
大分市のホテル「日航大分オアシスタワー」では宴会場の稼働状況がコロナ禍前の8割を超える水準まで取り戻しています。
(ホテル日光大分オアシスタワー・幸栄治部長)「楽しいひと時を過ごしたいという要望は大変高まっているように感じております」
一方で新型コロナをきっかけに、発熱など体調管理の意識が強まった影響で、少人数化しているといいます。
(幸栄治部長)「体調不良の人は手控えるようにというのが徹底されているようで、1件当たりの宴会の人数は平均的には少し少人数化している」
様々なところで一つの節目を迎えるこの季節。コロナ禍を経て、送別会の形にも変化がみられています。