大分県内の住民が対岸にある愛媛県の四国電力伊方原発の運転差し止めを求めた裁判の判決が7日午後、大分地裁で言い渡されます。一連の大型訴訟で初めての判決です。

この裁判は愛媛県伊方町にある四国電力伊方原発3号機の運転差し止めをめぐるものです。原告の大分県内の住民およそ550人は「原発の安全性が確保されていない」などとして運転の差し止めを求め、被告の四国電力は全面的に争う姿勢をみせています。

およそ7年半に及んだ今回の裁判は7日午後2時に大分地裁で判決が言い渡されます。

伊方原発の運転差し止めをめぐる裁判は大分のほか松山、広島地裁と山口地裁岩国支部の3か所で起こされています。

一連の大型訴訟で初めての判決で、大分地裁の判断が注目されます。