地域の中高生のお腹を満たし、20年にわたって愛された大分市の飲食店「フレンド」が22日1年半ぶりに復活しました。引き継いだのは初挑戦の夫婦です。
オープン前日の21日、初めての仕込みに追われていたのは、飲食店経験のない小坂哲也さんと真由美さん夫婦です。
大分市今津留で価格の安さやボリュームがあることから中高生に20年近く愛された軽食店「フレンド」は、店主の高齢化などから、おととし秋に閉店しました。悲しんでいた高校生の娘の姿を見て立ち上がったのが、住宅メーカーを経営する父の哲也さんでした。
(小坂哲也さん)「ここにアパートとかが立ったらもうこの歴史がなくなっちゃう。これは何とかしないといかんと思った」
更地になった土地を購入し、新しく店を建てて「フレンド」の名前を受け継ぎました。
(小坂真由美さん)「懐かしいと言って来てくれる方もいるとうれしいですね。楽しみたいですねやるからには」
10か月近い準備を経て22日ついにオープン。前の店主、三浦さんもお祝いに駆けつけました。
(三浦優里さん)「フレンドという名前を引き継いでくれたから私たちの気持ちというか、学生さんのよりどころになるような場所になってもらえたらうれしいです」
店にはさっそく、大分舞鶴野球部の3年生が訪れ、1年半ぶりのから揚げをほおばりました。
(大分舞鶴生)「おいしいです。週3~4くらいで食べてた」「心温まる場所だったのでありがたいです。復活してくれて」
(小坂真由美さん)「舞鶴生もそうですけど、近く大分商業の子たちにも気軽に来てほしいですし、温かいお店にしていきたいなと思ってます」
青春の味と場所をつなぐ夫婦の思いが、再び中高生の思い出の1ページを紡いでいきます。



















