長崎財務事務所によりますと、去年10月からの長崎県内の景況は統計開始以来初めて、全産業で3期連続プラスとなりました。

長崎財務事務所が、県内104の業者から回答を得た去年10月から12月期の法人企業景気予測調査によりますと、景況が前の四半期と比較して「上昇した」と答えた企業の割合から、「下降した」と答えた企業の割合を引いた指数は、プラス5.8ポイントで「上昇」が上回りました。

製造業では生産量が増加し、非製造業では料金値上げに伴う売上げが増加したことなどから全産業でプラスとなっており、統計を開始した2004年以降初めて3期連続プラスとなりました。

一方、ことし1月から3月期は全産業で「下降」が上回る見通しだということです。