20日夜、長崎自動車道の上り線で軽トラックが逆走して、対向車と衝突する事故がありました。

事故があったのは長崎自動車道の長崎多良見ー諫早間の上り線で、20日午後7時ごろ「諫早方面から長崎方面に逆走している車がいる」と、目撃者から警察に通報がありました。

警察によりますと、逆走していたのは70代の男性が運転する軽トラックで、長崎多良見インターチェンジ付近で、対向車の軽トラックと正面衝突しました。

この事故で、衝突された車を運転していた40代の男性が、全身を強く打ち、病院へ運ばれましたが、命に別状はないということです。
逆走した車の運転手にケガはありませんでした。

この事故の影響で、長崎多良見ー諫早間の上り線が午後7時半過ぎからおよそ2時間半にわたり、通行止めとなりました。

警察は逆走に至った状況など、事故の原因を詳しく調べています。

長崎道での逆走 通報件数は既に去年を上回る

高速道路の逆走事故は、互いの車がかなりの速度で走っているため、命に関わる危険性が高くなります。

長崎県内では2021年、長崎自動車道の大村湾パーキング付近の上り線で、逆走車が対向車2台と衝突し、逆走車を運転していた95際の男性が死亡する事故が起きています。

県警によりますと、2022年の1年間に県内で通報があった高速道路での逆走は14件。2023年は8月末時点で15件となっていて、すでに去年を上回っています。

逆走してしまった時・逆走車を見かけた時の対処法

逆走は、パーキングエリア・サービスエリアから本線に戻る際の方向間違いや、インターチェンジでの合流後のUターンなどが主な原因となります。
もし逆走してしまったら、逆走する車を見かけたら、どう対処すれば良いのでしょう?

NEXCO西日本では、逆走した場合は、路側帯など安全な場所にハザードランプをつけて停車し、車から降りて 安全を確保しつつ、110番通報するよう呼びかけています。

また、逆走車を見かけた場合は、速やかに同乗者から通報したり、料金所の係員に報告したりするよう呼びかけています。

なお長崎県警では、高速道路を走行中に前から逆走車が走ってきた場合は、即座に回避行動を取る必要があるため、前方から目を離さず運転してほしいとしています。