五島市で去年から栽培が始まったかぼちゃ「くり大将」のことしの収穫が始まりました。

糖度が高く栗のような甘い味わいが特徴のかぼちゃ「くり大将」。JAごとうは農家の夏場の収入に繋げようと去年から、兵庫県の青果専門商社と連携して契約栽培を行っています。収穫後の磨いたり選別したりする作業は商社が行うため、農家の負担も軽減。五島振興局によりますとことしは16の農家であわせて100トンの収穫が見込まれています。

契約農家の一つ野崎文義さんの畑では、1玉の重さがおよそ2キロ、直径は20センチ超えと立派に育ちました。野崎さんは「ホクホクして甘く美味しかった」と話していました。

五島振興局によりますと、今後は「くり大将」の産地化を目指して、栽培面積の拡大も検討しているということです。