長崎県が佐世保市への誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート=IRを巡り、資金調達先の一つであるクレディ・スイスの経営不安が拡大していることについて、大石賢吾長崎県知事は「計画に影響を及ぼすものではない」との考えを示しました。

長崎県がIRの資金調達先の一つとして公表したスイスの金融大手『クレディ・スイス』を巡っては、アメリカで銀行の破たんが相次いだのを機に経営不安が広がっています。

これについて大石知事は「スイスの中央銀行がクレディ・スイスに対しおよそ7兆円の資金を供給する支援を表明しており、県のIR計画に影響を及ぼすものではない」との考えを示しました。

大石賢吾 長崎県知事:
「IR事業者であったりアドバイザーを通して適宜情報収集を行っております。
現時点で本県もIRの資金調達計画に影響を及ぼすものではないと考えております。
ですけども引き続き 動向はしっかり注視はしていきたいと思います」