スポーツを通して平和の大切さを発信しようと被爆地・長崎と広島の大学生が長崎市で開いたイベントに、体操元日本代表の内村航平さんも参加し平和への思いを語りました。

広島大学サッカー部4年・田中文大さん「私たちは平和の輪を広げ、その想いを次の世代へと確実に受け継いでいきます」

被爆地・長崎と広島の大学生が被爆80年の節目の年にスポーツを通して平和の大切さを世界に発信しようと企画した今回のイベント。
会場では学生による平和宣言やパフォーマンスのほか、長崎県出身で元体操日本代表の内村航平さんによるトークショーが行われました。

内村航平さん「スポーツをやる環境を世界中のいろんな場所でたくさん作っていくことが、いろんな人がスポーツに触れる機会がたくさん増えると思うので、そうなると少しは平和につながるのではないかと僕は思います」

トークショーには平和活動を行う大学生や高校生平和大使も参加し、それぞれの想いを語りました。

内村航平さん「長崎出身というのは、自分も伝える側としては伝えていかないといけないと思います。平和に対しては強く信念を持って生きていかななければいけないと思いました」

イベントでは長崎大学と広島大学によるバスケットボールとサッカーの親善試合「ピースマッチ」も行われ、親睦を深めるとともに平和への思いを共有しました。