諌早市と大村市で行われている全日本中学校バレーボール選手権。19日から、負けたら終わりの「決勝トーナメント」が始まり、長崎県からも4チームが出場しています。

18日に行われた予選グループを勝ち上がった27チームが日本一を目指して決勝トーナメントに挑みます。

男子・長崎代表の長崎南山中学は地元の応援を力に兵庫代表・荒牧中学校との1回戦に臨みました。

初戦に勝って勢いに乗りたい南山中学はサウスポー・森選手の力強いスパイクや持ち前のコンビバレーで得点を重ね第1セットを奪います。

しかし、第2セット南山中学は相手の堅い守りで攻撃の流れを作れずに連続失点。一時、7点のリードを許します。

「まだいけるよ、23点、こっからもう一個もう一個もう一個もう一個」「そっから先に行こう」「1本目から頑張るよ頑張るよ頑張るよ」

タイムアウトからリズムを取り戻した南山中学は、粘り強いレシーブで、デュースに持ち込むと、最後は相手スパイクをブロック。南山中学が、大逆転劇で1回戦を突破しました。

しかし南山中学は、午後の試合で大阪代表の昇陽中に敗れ、2回戦敗退となりました。

一方、女子は、諫早中学校が1回戦、2回戦を突破。準々決勝へコマを進めています。

長崎県勢その他の結果です。

男子の諫早ユナイテッドキングスは1回戦で敗退。

女子の聖和女子学院中は1回戦、2回戦に勝利。準々決勝まで勝ち上がっています。