名前の読み方を確認するこのようなハガキが既に届いた方もいらっしゃるかと思います。本籍地の市区町村から届くこのハガキ。届いたらどうすればよいのか取材しました。

長崎市では、本籍が長崎市にある人に対し、今月半ばからおよそ26万通のハガキを順次発送しています。

長崎市 中央地域センター 戸籍係 望月千里さん
「新たに戸籍に氏名の振り仮名を追加するようになりました。この振り仮名で正しいかどうかというのを確認をお願いするためにお送りしているものになります」

行政サービスのデジタル化促進などのため、ことし5月に「改正戸籍法」が施行され、戸籍にこれまでなかった氏名の振り仮名が記載されるようになったことから、振り仮名の確認をしているのです。

長崎市 中央地域センター 戸籍係 望月千里さん
「(振り仮名が)正しければ何も手続きしなくてよい。間違っていれば、届け出が来年の5月25日までに必要になります」

振り仮名が違った場合は、はがきに載っているQRコードを読み取り、政府のオンラインサービス「マイナポータル」から届け出ができるほか、最寄りの市区町村でも届け出をすることが可能です。

振り仮名の確認や届け出に伴って、手数料などのお金は一切かかりませんので、詐欺にはご注意ください。