長崎県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダムをめぐっては、今も県と反対派住民との対立が続いています。こうした中で現地では今年も田植えが行われました。

長崎県川棚町川原(こうばる)地区。石木ダムが完成した後には水没区域となる場所です。2019年、土地収用法に基づき所有権が国や県へと移っていますが、今もダム計画に反対する13世帯が暮らしています。

この地で先月末から今月にかけてダム反対派住民の田植えが行われました。

今年3月、県は不法使用に当たるとして事業用地での耕作を禁じる文書を住民に送付しています。これに対し住民側は「田植えはこの地で暮らし続けることの意思表示だ」としています。

ダム建設に反対している住民 石丸 勇さん:
「田んぼとか畑とか耕作していることが、ここに根付いているという意味ですからそれだけは続けたい」

石木ダムの工期は来年度末までとなっていますが、更なる工期延長と事業費増加の可能性も指摘されていてダム計画をめぐる問題は複雑化しています。








